日本初の大回顧展
クラーナハ展－500年後の誘惑
2017年1月28日(土)～4月16日(日)
国立国際美術館
ルカス・クラーナハ（父、1472 -1553
年）は、ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家です。大型の工房を開設して絵画の大量生産を行なうなど、先駆的なビジネス感覚を備えていた彼は、さらにマルティン・ルターにはじまる宗教改革にも、きわめて深く関与しました。けれども、この画家の名を何よりも忘れがたいものにしているは、ユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、特異というほかないエロティシズムで描きだしたイメージの数々でしょう。艶っぽくも醒めた、魅惑的でありながら軽妙なそれらの女性像は、当時の鑑賞者だけでなく、遠く後世のひとびとをも強く魅了してきました。
日本初のクラーナハ展となる本展では、そうした画家の全貌を明らかにすると同時に、彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。1517年に開始された宗教改革から、ちょうど500年を数える2017年に開催されるこの展覧会は、クラーナハの絵画が時を超えて放つ「誘惑」を体感する、またとない場となるはずです。
※ルカス・クラーナハ（父）《ザクセン公女マリア》1534年 リヨン美術館 © Photo Josse/ Scala, Florence
休館日：月曜日│ただし3月20日［月・祝］は開館し翌日休館
開館時間：10:00 ～17:00
金曜日は10:00～19:00（ 入場は閉館の30分前まで）
主催：国立国際美術館、ウィーン美術史美術館TBS、MBS、朝日新聞社
後援：外務省、オーストリア大使館
観覧料金（税込）
［当日］ 一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 600円
［前売／団体］ 一般 1,400円、大学生 1,000円、高校生 500円
同時開催の「おとろえぬ情熱、走る筆。ピエール・アレシンスキー展」もご覧いただけるお得な共通チケット（個人・一般のみ1，900円）を販売します（1月28日［土］から4月9日［日］まで）。国立国際美術館の窓口でお買い求
めください（当日券のみの販売となります）。
国立国際美術館
〒530-0005 大阪市北区中之島4 -2 -55
［お問い合わせ］
事務局 06 -4862 -5777 平日10:00 ～17:00
（上記以外の時間はアンサーガイドによるご案内）
展覧会ホームページ www.tbs.co.jp/vienna2016/
国立国際美術館ホームページ www.nmao.go.jp/
※ルカス・クラーナハ（父）《ヘラクレスとオンファレ》1537年 バンベルク財団、トゥールーズ © bpk/ PMN - Grand Palais/ Mathieu Rabeau
※愛読者プレゼント 5組10名様
はがきに、①希望の展覧会名 ②ご住所 ③お名前 ④年齢 ⑤性別 ⑥趣味・興味のあるもの を、記入して下記にお送りください。
宛先：🏣530-0016 大阪市北区中崎2-2-4 「ハロードクターweb」プレゼント担当係