先進医療推進機構・京都大学iPS細胞研究所共催シンポジウム

 

 

先進医療推進機構・京都大学iPS細胞研究所共催シンポジウム
「先端医療~治らない病気への挑戦~」開催

iPS細胞の創薬における可能性を語る、京都大iPS細胞研究所長・山中伸弥教授

 2015年3月14日(土)、先進医療推進機構(AMPO)と京都大学iPS細胞研究所(CiRA)共催シンポジウム「先端医療~治らない病気への挑戦~」が、京都劇場(京都市下京区)でおこなわれた。

 シンポジウムでは、大阪大・澤芳樹教授が「細胞シートを用いた心筋再生医療の未来」をテーマに講演。心不全患者にiPS細胞から作成した心筋細胞のシートを移植する臨床研究を予定していると語った。
 続いて、京都大iPS細胞研究所長・山中伸弥教授が講演。「iPS細胞が拓くこれからの医療」をテーマに、「iPS細胞での再生医療も重要だが、病気の仕組みを解明し新たな薬を開発することにも活用できる。」と語り、新薬開発でのiPS細胞の可能性について説明した。

「心臓の病気では死なない時代を作りたい」と語った、大阪大・澤芳樹教授

会場の様子(京都劇場 京都市下京区)