文化人シリーズ

音楽は心のビタミン

 

「音楽は心のビタミン」

 

クラシックで、人生をより豊かなものに。

 

兵庫県立芸術文化センター芸術監督

トーンキュンストラー管弦楽団音楽監督  

     指揮者 佐渡 裕

 

毎年恒例の「一万人の第九」や、音楽番組「題名のない音楽会」などで知られる指揮者・佐渡 裕氏。さまざまな世界の一流オーケストラを指揮する多忙な日々を送られているにもかかわらず、地域の音楽・教育活動や被災地復興支援にも力を注がれています。10月の日本公演が決定した佐渡氏に、これまでの音楽家としての人生や、クラシックに対する熱い想いなどを伺いました。

 

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アーツサポート関西

 

未来への投資としての

芸術・文化支援

 

 市民が主体となって関西のアートや文化の創出と発展をサポートし、またそれを担う人々の育成と活躍の場づくりを目指す「アーツサポート関西」(Arts Support Kansai 通称ASK)は、100%民間の取り組みとして20144月に発足しました。その設立の経緯やねらい、活動の現状や今後について、ASKの代表発起人のお一人で、ASK運営委員会の委員長でもある、サントリーホールディングス株式会社 代表取締役副会長の鳥井信吾氏にお話をうかがいました。

鳥井信吾

サントリーホールディングス株式会社 代表取締役副会長 

アーツサポート関西 運営委員

 

 

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冷泉家

京都 冷泉家の八百年

 

 公益財団法人 冷泉家時雨亭文庫 理事長 

冷泉為人 冷泉家二十五代当主
 

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伝統から伝承へ  藤嵜一正氏(大阪府木工芸無形文化財保持者)

伝統と伝承

藤嵜一正

(大阪府木工無形文化財保持者)

       *写真:大阪府教育文化財保護課提供

 

藤嵜一正さんは、平成23年(2011)1月に、大阪府の木工芸での無形文化財保持者として初めて認定されました。平成21年(2009)には、第56階日本伝統工芸展で、高松宮記念賞を受賞されています。
その時の作品は、≪欅拭漆刳貫稜線筥≫で、東京国立近代美術館蔵となっています。ご夫妻で北海道の富良野を旅行した時に見た丘の連なりから着想を得た、緩やかな曲線と、立体の持つ面の対比するゆるやかさのなかに研ぎ澄まされた刳物の筥です。
 藤嵜さんは、京都府舞鶴に生まれました。もともと手職人が多い家系で、手の器用さを受け継いでいました。中学の頃に、木工に興味を待つようになり、木工科に進学しました。その後、思いがけない縁で、富山在住の木工芸家、瀬尾孝正氏に師事をされました。瀬尾氏は、刳物(くりもの)を得意とし、さらに漆塗の技術を用いて、民芸調のものを得意としていました。現在の藤嵜さんの作品の原点がここにあると思えます。

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